【体験談】睡眠時無呼吸症候群の簡易検査を受けてみた|自宅でできる検査の流れと結果

体験談

家族に指摘された「いびき」と「無呼吸」

以前から家族に「いびきがうるさい」「寝ている時に呼吸が止まっている」と何度も言われていました。
ただ、自分では眠っているので気づくことができず、「きっと疲れているだけだろう」と放置してしまっていたのです。

そんなある日、子供と一緒に耳鼻科を訪れた際に、待合室で「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」のポスターを見かけました。
そこには「日中の強い眠気」「大きないびき」「夜中に呼吸が止まる」といったチェックリストが載っており、驚いたことに 私の症状とほぼ一致 していたのです。

耳鼻科に相談し、簡易検査を受けることに

「これはさすがに放置できない」と思い、耳鼻科で相談したところ、
自宅でできる簡易検査がある と教えてもらいました。

検査は病院から直接ではなく、専門の検査会社が担当。
事前に電話で日程を決め、検査機器は自宅に配送 → 使用後は返送という流れで完結します。

費用は場所によって異なるそうですが、私の場合は 1万円弱
調べてみると 5,000円~15,000円程度 が相場のようです。
「入院しないとできないのでは?」と構えていたので、自宅で受けられることに安心しました。

わたくし
わたくし

このときは気軽な気持ちで安心を買うためにやってみるか!という感じでした
簡易検査だけで私の睡眠の状態があそこまで如実に出るとは。。。

簡易検査の方法と内容

簡易検査は、 2日間の就寝時に専用のキットを装着して寝るだけ というもの。

測定されるのは以下の内容でした:

  • 睡眠中の体位(仰向け・横向きなど)
  • 呼吸の状態
  • 酸素飽和度(SpO2)

最初は「寝にくいのでは?」と心配しましたが、実際に装着してみるとそこまで負担はなく、普段どおり眠ることができました。

検査結果と診断

数日後、結果を聞きに病院へ。
そこで伝えられたのは衝撃的な事実でした。

  • 1時間に最大60回の無呼吸
  • 酸素飽和度(SpO2)が 70%以下に低下

医師からは「重度の睡眠時無呼吸症候群」と診断されました。

正直、ここまでひどいとは思っていなかったので驚きと同時に、
「検査を受けて本当によかった」と心から感じました。

わたくし
わたくし

「睡眠中に全力疾走している状態」と言われ、衝撃でした!!
自分は寝ているつもりでも、寝れていないという事実が判明した瞬間です

ここから始まる治療への道

検査の結果を受け、私は CPAP療法の導入扁桃腺切除手術 に向けて準備を進めることになりました。
この検査がなければ、自分の状態を知らないまま危険な毎日を送っていたと思います。

「いびき」や「日中の強い眠気」で悩んでいる方は、まずは自宅でできる簡易検査から始めてみることをおすすめします。
たった数日で、自分の体の状態を知ることができる――それが大きな安心につながるはずです。

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