【体験談】扁桃腺切除とCPAPで無呼吸症候群を改善した記録|いびきと眠気からの解放

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はじめに

「いびきがうるさい」「寝ていると息が止まっている」ーー。
家族にそう指摘されても、正直なところ私は実感がありませんでした。

ただ一方で、日中に異常な眠気に襲われることが続き、社会生活に大きな支障が出ていました。
その原因が「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」、そして「扁桃腺肥大」だったと知ったのは大人になってからです。

この記事では、私が扁桃腺切除とCPAP治療を受けるまでの経緯を体験談としてまとめます。
同じように悩んでいる方にとって、少しでも参考になれば幸いです。

わたくし
わたくし

日中の眠気は、よく言われる「食後眠くなる」が原因だと思っていましたが、
全然違うということに気付けるほど、改善しました!

子どもの頃からの「扁桃腺の悩み」

私の扁桃腺は子どもの頃から腫れやすく、年に数回は38度以上の高熱が出て学校を休むのが当たり前でした。
社会人になってからも、体調を崩すとすぐに扁桃腺が腫れ、会社を休むことも少なくありませんでした。

病院では「扁桃腺が大きいね」と言われることはあっても、当時は「よくあること」くらいにしか思っていませんでした。

大人になって現れた「いびき」と「眠気」

扁桃腺の悩み以上に大きな問題になったのは「いびき」と「日中の眠気」でした。

  • 家族から「いびきがうるさい」「呼吸が止まっている」と言われる
  • 「はぁはぁ」と苦しそうに寝ていると言われる
  • 日中、とにかく眠くて仕方がない
  • 昼ご飯を食べた後は必ず眠気が来る
  • それどころか、会議中でも頭がガクンガクンと落ちてしまう

最初は「仕事の疲れ」や「昼食後の眠気」だと思っていました。
でも、あまりにも眠気が強く、生活に支障をきたしていることに自分でも気づき始めました。

無呼吸症候群の検査で知った現実

家族に勧められて、簡易検査を受けてみることにしました。
自宅で機械を装着して、2晩寝るだけの簡単な検査でしたが、その結果をお医者さんから伝えられ愕然としました。

「1時間に60回も無呼吸が起きている」
「寝ているのに、ランニングしているぐらいの心拍数」

つまり、1分に1回のペースで呼吸が止まっていたのです。
これではいくら寝ても熟睡できず、日中の強い眠気に襲われるのも当然でした。

医師からは「重度の睡眠時無呼吸症候群」と診断され、治療の必要性を強く指摘されました。

扁桃腺切除とCPAP治療を決断

治療法として提示されたのは大きく2つ。

  1. CPAP(シーパップ)療法
    • 睡眠中にマスクを装着し、気道に空気を送り続けて呼吸を確保する方法
    • 即効性があり、多くの患者さんが使っている標準的な治療
  2. 扁桃腺切除手術
    • 私の場合は「扁桃腺肥大」が無呼吸の原因の一つ
    • 外科的に扁桃腺を取り除くことで、根本的な改善が期待できる

正直、手術には強い不安がありました。
「痛みはどれくらい?」「入院は長いの?」「費用は?」と次々に疑問が湧きました。

それでも、

  • 子どもの頃からの高熱の原因も解消できる
  • 将来的なリスク(生活習慣病や心疾患)を減らせる
  • このまま放置すると取り返しのつかない健康被害になる

と考え、最終的に 扁桃腺切除手術+CPAP導入 を決意しました。

手術と治療後の変化

手術を決意したものの、正直なところ とても怖かった です。
「本当に大丈夫だろうか?」「痛みはどうなんだろう?」と、入院前は不安ばかりが頭をよぎっていました。

実際に手術を受けてみると、医師や看護師のサポートのおかげでスムーズに進みました。
術後は喉に違和感がありましたが、「想像していたより耐えられる」と感じたのを覚えています。

手術を終えてからは、目に見える変化がありました。

  • 扁桃腺が原因での高熱が出なくなった
  • いびきが大幅に減少
  • 無呼吸の回数も改善
  • CPAPを併用することでさらに安定した睡眠を確保

なによりも大きな変化は、日中の眠気がほとんどなくなったことです。
会議中に眠気で頭がガクンと落ちることもなくなり、仕事にも集中できるようになりました。

「ぐっすり眠れることは、QOL(生活の質)を大きく変える」
そのことを実感できたのは、この手術と治療を受けたからこそだと思います。ます。

これから書いていくこと

このブログでは、今後さらに詳しく以下の内容を記事にしていく予定です。

  • 扁桃腺切除手術の流れ(入院前検査~退院まで)
  • 術後の痛みや回復の様子(リアルな体験談)
  • 実際にかかった費用や保険制度の利用について
  • CPAP治療の使い心地とメリット・デメリット
  • 手術後の生活の変化と現在の状態

無呼吸症候群やいびきに悩んでいる方、手術を検討している方にとって、少しでも参考になる情報を提供できればと思っています。

まとめ

私は子どもの頃から扁桃腺に悩まされ、大人になってからは無呼吸症候群に苦しむようになりました。
そして検査の結果、1時間に60回もの無呼吸があるとわかり、治療を決断しました。

扁桃腺切除とCPAPの導入により、生活は大きく改善しました。
今では「健康な睡眠」がどれほど大切かを、身をもって実感しています。

同じように悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。

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